高代延博さん死去 安仁屋宗八氏が追悼「あまりにも若い」「球界ナンバーワンの三塁コーチだった」

 広島、阪神、日本代表などでコーチを歴任した高代延博さんが9日に食道胃接合部がんのため死去した。71歳だった。

 広島コーチ時代の高代さんと同僚だったデイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏(81)は突然の悲報に「あまりにも若い」と言葉を失った。

 高代さんは広島では現役1年、コーチは9年間務めた。安仁屋氏は「状況判断といい、投手の癖を見抜く能力といい、三塁コーチとしては球界ナンバーワンだった。だから、あれだけ多くの球団から引っ張られたと思う」と述懐。食事やマージャンなどプライベートでも一緒に過ごすことが多く、「性格は明るいし、宴会ではいつも盛り上げ役。カラオケに行けば(高代さんの)ショータイムがあった」と当時を懐かしんだ。

 プロ球界を離れた後はアマチュアを指導。「あれだけの実績を残したコーチなので、これからも多くの選手を育ててくれると期待していた。本当に残念。ご冥福をお祈りします」と悼んだ。

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