ソフトバンク・山川が現状維持4・5億円+出来高でサイン「成績は苦しかったけど、チームとしては最高の結果」 すでに秋広らと自主トレ
ソフトバンク・山川穂高内野手が3日、みずほペイペイドーム内の球団事務所で契約更改に臨み、現状維持の4億5000万円プラス出来高でサインした(金額は推定)。来季が4年契約の3年目となる。
今季は130試合出場で打率.226、23本塁打、62打点。試合数や打撃主要部門で前年を下回った。5月には4番から7番に打順が降格。6月には不振でファーム降格も経験した。それでも、日本シリーズではシリーズタイ記録の3試合連続本塁打など存在感を発揮してMVPを獲得し、チームの5年ぶり日本一の原動力となった。
山川は「苦しかったですね。ただ、リーグ優勝や日本一になるために我々選手はいる。成績は苦しかったけど、チームとしては最高の結果だった」と振り返った。
日本一の2日後から、若手の秋広らを伴ってすでに来季に向けた自主トレを継続的に行っている。「日本シリーズで掴んだ良い感覚がある」。今オフは食事改善にも取り組み、体重はすでに4キロ減ったという。
「来年はWBCもあって日本が野球で盛り上がる年になる。その中で結果を出せば中心になれる。ホームラン王を取り返す。そしてホークスに来てチームはリーグ連覇している。3連覇へ記録を伸ばしていきたい。圧倒的に打って、圧倒的に勝ちたい」
前回世界一を経験したWBCへの思いも感じさせたが、「いや、出たくない」ときっぱり。「そもそも今年の成績では当然選ばれないので、こんなことも言えるんですけど。頑張れーと応援したい」と豪快に笑い飛ばす山川節を見せていた。





