サプライズ指名!佐々木麟太郎はソフトバンクが1位で交渉権を獲得!城島氏「会長のプレッシャーが…」「リスクを背負ってでも」DeNAとの競合制す

 「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」(23日、都内ホテル)

 ソフトバンクがスタンフォード大の佐々木麟太郎内野手をサプライズで1位指名。同じく指名に踏み切ったDeNAと競合となったが、くじ引きの末にソフトバンクが交渉権を獲得した。場内が大きく沸いた。

 大役を終えた城島氏は「(王)会長のプレッシャーが半端なかった(笑)。大役を果たせて良かった。残りクジだから祈った」と笑顔。「彼の場合は特種。リスクをしょってでもと。縁があればと思います。佐々木選手、日本とアメリカどちらを選ぶか尊重しています。九州の豪快な野球にあなたが必要。一緒にやりましょう」とメッセージを送った。

 花巻東で高校通算140本塁打のスラッガー。高校時代もプロ注目の選手だったが、スタンフォード大に進学した。米国で2シーズン目となる大学の公式戦が26年2月から始まり、同7月のMLBドラフトでも指名対象選手。今回のNPBドラフトでの交渉期限は26年7月末で、MLBドラフトの結果を受けてNPB入りするかどうかを決断することも可能。

 下位指名の可能性が報じられていたが、まさかの1位指名。しかも競合となり、サプライズの幕開けとなった。

▽佐々木麟太郎(ささき・りんたろう)2005年4月18日生まれ、20歳。岩手県北上市出身。184センチ、113キロ。右投げ左打ち、内野手。幼少期から野球を始め、江釣子小1年から江釣子ジュニアスポーツ少年団に所属。江釣子中時代は金ケ崎リトルシニアでプレーした。花巻東では1年春からベンチ入り。高校通算140本塁打。50メートル走6秒9、遠投100メートル。

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