日本ハム・清宮 来季リベンジへ絞る 4年前の“ダイエット”から「体脂肪もちょっと増えている」
絞った体でリベンジだ。日本ハム・清宮幸太郎内野手(26)が21日、CSファイナルS敗退から一夜明け、新庄剛志監督(53)も納得するボディーを作り上げることを来季へのテーマに掲げた。
今季は138試合出場でリーグ2位の143安打、65打点。いずれもキャリアハイの成績を収めたが、満足はしていない。「もっと締まった体つきというか。やっぱりボスも『体を見ればどれだけやってきたかわかる』とよく言っている。そういうのがわかる体つきになって、来年を迎えられれば」と、さらなるレベルアップを期した。
就任直後の新庄監督に「ちょっとデブじゃね?やせた方がモテるよ」と“ダイエット指令”を受けたのは4年前の21年秋季キャンプ。当時の体重103キロから2カ月で約9キロの減量に成功した。今季も95キロと体重はキープ。それでも「その時と比べたら、体脂肪もちょっと増えている。もうちょっと絞れてもいい。まだまだいけると思う。もうちょっといい体つきにできるかな」と、妥協しない姿勢を見せた。
2年連続2位から来季のリーグ制覇、日本一を達成するには、指揮官も常々キーマンに挙げる背番号21の覚醒は欠かせない。「去年はあまりそこの意識がなかった。もっと意識を高めていきたい」と、体作りへの意欲をのぞかせた清宮幸。悔しさを晴らすべく、土台を見つめ直して鍛錬を積む。




