日本ハム 全5戦3失点以下の安定感 勝利呼んだ古林から山崎-加藤貴-上原-田中 古林「チームに勢いがある」
「CSパ・ファイナルS・第5戦、ソフトバンク1-7日本ハム」(19日、みずほペイペイドーム)
つながれたバトンを落とすわけにはいかない。投手陣一丸の逆王手だ。先発を託された日本ハム・古林睿煬投手が借りを返す快投を見せる。「先発した4人の投手の方々にいろいろ情報をいただいた」。達、福島、伊藤、北山から得た生きる“教科書”を参考に腕を振った。
初回から全力だった。2死三塁で4番・柳田をフルカウントから157キロの直球で空振り三振。感情のままにほえた。優勝争いのヤマ場だった9月18日は同じ球場で、救援で1/3回を2安打2失点。敗戦投手となっていたが、先発でリベンジした。
4回2/3を2安打無失点。加藤投手コーチも「想定以上」とたたえる快投で、2番手・山崎につないだ。勝ち投手となった左腕は、五回2死二塁での出番も想定済みだった。慣れない中継ぎでの起用が続くが、「今、チームに勢いがあるので。雰囲気がいいので、いい感じで投げられています」と1回1/3を無失点と流れを切らさなかった。
3番手・加藤貴は1死から山川にソロ本塁打を被弾するも、その後は落ち着いてピシャリ。レギュラーシーズンでは先発だった3投手で7回までつなぐと、上原-田中と第1、2戦で失点を許していたリリーバーが無失点でやり返した。
5試合とも3失点以下と投手陣の安定感が光る。女房役の田宮は「点差が離れていても僅差のイメージで、ずっと守っていました」と表情を引き締める。ソフトバンク打線の勢いを止めてこそ加速する大航海。さぁ下克上へ、あと1勝だ。




