DeNA連敗で崖っぷち 延長十回痛恨サヨナラ負け 牧復活弾も逃げ切れず「明日勝てるようにいい準備をしていきたい」
「JERA CSセ・ファイナルS・第2戦、阪神5-3DeNA」(16日、甲子園球場)
DeNAはリードを守り切れず、サヨナラ負けで王手を許した。2年連続での下克上を目指し甲子園に乗り込んだが、連敗で土俵際まで追いつめられた。
悔やまれるのは、1点リードの八回の攻撃だった。佐野と筒香の連打で無死二、三塁。追加点へ一気呵成(かせい)に畳みかけたかったが、牧は浅めの右飛に倒れ、三走・神里は生還できず。結局、無得点に終わり、その裏に同点を許しただけに、背番号2は「ああいうところで1本出れば、きょうの試合は勝てたのかなと思います」と唇をかんだ。
四回に待望のアーチが飛び出し勝ち越したが、「チームは負けてしまったので意味ない」と言葉少な。「明日負ければ終わりですし、勝てば続きがあるという戦い。明日勝てるようにいい準備をしていきたい」と、自らに言い聞かせるように力を込めた。





