プロ野球 来季から「慶弔特例」導入で選手会と合意 ドジャース・大谷が「父親リスト」利用で話題

 日本プロ野球選手会が17日、都内で日本野球機構(NPB)と事務折衝を行い、来季から新たに「慶弔特例措置(仮称)」を導入することで合意した。これで来月のNPB実行委員会で、正式に承認される見込みとなった。

 同制度では、子どもの誕生や冠婚葬祭などで出場選手登録を外れた際に、10日を待たずに再登録が可能となる。森忠仁事務局長は「コロナ特例と同じで、選手が休みたいというところで休めて、いつでも戻ることができる」と説明。NPB川との基本合意に「これは野球界だけじゃなく、一般社会でも普通に取り入れられているものなので、やっとかなというところはある」と語った。

 選手会は2021年の事務折衝でも、産休や忌引にあたる慶弔特例を申し入れていたが、実現はしていなかった。今季、ドジャースの大谷が妻の出産で利用した「父親リスト」制度を参考に、改めて選手会が導入を要望していた。「父親リスト」とは、米大リーグが11年に導入した産休制度。選手は最長3日間、出場登録から外れ、他の選手の登録が可能になる。

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