崖っぷちの巨人 佐々木俊輔が先頭打者アーチ ベンチに戻って「ヨッシャ!」絶叫→中山にも3ラン→戸郷にも適時打 打者一巡で一挙5点先制

 「JERA CSセ・ファーストS・第2戦、DeNA-巨人」(12日、横浜スタジアム)

 巨人の佐々木俊輔外野手が初回先頭の第1打席で右翼へ先頭打者アーチを放った。これで勢いに乗った打線は打者一巡の猛攻で一挙5点を先制した。

 カウント2-1からの4球目だった。高めのストレートを完璧に捉えた打球は右翼席に飛び込んでいった。阿部監督が1番で抜擢した若手が価値ある一撃。ベンチに戻ってくると「ヨッシャ!」と絶叫した。「チャンスをつくることだけ考えてました。最高の形で先制できて良かったです」とコメントした。

 巨人は前日の第1戦で打線が奮起できず完敗。崖っぷちに追い込まれてしまった。それでも阿部監督がジャクソンとの相性を考慮して佐々木を1番起用。今季は15打数5安打の成績を残しており、指揮官の一手がいきなりハマった形になった。

 さらに岡本の安打、岸田の四球で2死一、二塁の好機を作ると、中山がスライダーを捉えて右翼席へ3ランをたたき込んだ。負けられない一戦でいきなり一挙4点のビッグイニングを作った。その後も吉川の安打、敵失で再び2死一、二塁の好機を作り、戸郷も中前にタイムリーを放った。

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