ロッテ 辞任の吉井監督に勝利贈れず 3年ぶり登板の二木が山川に満塁弾浴びる 新人王へ西川打率・281でフィニッシュ
「ロッテ2-5ソフトバンク」(5日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテが最終戦に敗れ、56勝84敗3分で今季を終了。この日辞任が発表された吉井監督に勝利を贈れなかった。
先発の小島は5回1失点。三回までに6安打されながら、失点は柳田の先頭打者本塁打による1点のみ。「先制点取られたのは反省ですけど、なんとか粘れたかなと思います」とコメント。小島は5年連続の規定投球回数をクリアした。
六回から2番手としてドラフト4位の19歳・坂井がプロ初登板。昨夏の甲子園準V右腕は、谷川原からは見逃し三振を奪うなど1回無安打無失点。プロ入りして最速の149キロを記録して、上々のデビューを果たした。
「思っていた以上にめっちゃ緊張しました。1球投げるごと、1つアウトを取るごとに歓声が凄くてもう1回投げたいなっていうのは凄く思いました。入団してからの自己最速も出たので自分以上のものを今日発揮できたのかなって思いました。来年はキャンプから怪我せずしっかり肩を作っていって1軍に帯同できるように頑張りたいです」とコメントした。
七回からは二木が登板。2四死球と安打で2死満塁のピンチを招き、山川に右中間への満塁本塁打を浴びた。二木は22年9月24日以来、3年ぶりの1軍登板だったが、敗戦投手となった。
打線は新人王候補の西川が死球を受けた2打席目で規定打席をクリア。五回の3打席目を終えて退いた。今季全日程を終えて、117安打、打率・281は新人の中でトップ。二塁打27本、補殺数9はリーグトップだった。




