ロッテ・吉井監督が辞任 5・4最下位転落→一度も順位上げられず 後任にサブロー氏有力 5日会見予定
ロッテの吉井理人監督(60)が今季限りで辞任することが4日、分かった。5月4日に最下位に転落。その後は一度も順位を上げることなく、9月25日に8年ぶりの最下位が確定した。高坂俊介球団社長(43)はこの日、「あす会見する予定なので、そこでいろいろ話します」と語った。シーズン最終戦の5日にも発表される。
吉井監督は井口前監督の辞任に伴い、23年に監督就任。同年は2位、24年は3位に入った。2年連続CS進出を果たし、昨オフに1年の契約延長。今季は開幕カードで3連勝したが、その後は外国人選手や主力選手の不振もあり低迷が続いた。交流戦で勝ち越したが、リーグ再開後も浮上できなかった。
球団は21年から「Vision2025」を掲げ、5カ年計画で「新たな常勝軍団に」なることを目標に設定した。今季はその集大成となる1年だったが、ファンの期待を裏切る結果となった。
後任には今季2軍監督から1軍ヘッドコーチに配置転換されたサブロー氏(49)が有力とみられる。





