なぜ?DeNA・三浦監督が電撃辞任 OB高木豊氏が理由を推察「本当は度会、梶原、森だったんだよ」

 元DeNAヘッドコーチの高木豊氏が29日、YouTubeチャンネルを更新。DeNA・三浦大輔監督の電撃辞任について語った。

 高木氏は第一報を受け、「びっくりした」と驚きの反応。リーグ優勝を果たせず責任を取ったことに「2位確保したら大輔でもいいんじゃないかと思ってたけど、その日に退任を発表したというね。かっこいいよね」と語った。

 三浦監督は1年目こそ最下位に終わったが、2022年から4年連続でAクラス。昨季はシーズン3位から下克上日本一を達成した。今季はリーグ優勝達成へ全力を注いできたが、阪神に独走を許した。

 高木氏は今季の戦いぶりに「牧、宮崎が離脱する、オースティンもままならない。筒香も調子が悪かった。そう考えると、形にしたとは思うけどな」と評価。「疲れちゃったかな。監督って疲れるよ。疲れない仕事なんてないと思うけど、余計に注目度があると思うし」と思いやった。

 2位での辞任に、「他の球団どうなっちゃうのよ。2位になってんだから」と惜しみつつ、辞任に至った思いを推察。「シーズンのシミュレーションをやると思うけど、DeNAで言えば、星勘定するといい勝負はするけどここまで離されるとは思ってなかった。(阪神と)圧倒的な違いはリリーフ陣にあって、リリーフ陣の整備はできていなかった。そこらへんも含めて責任を取るということなのかな」とした。

 また、野手陣の顔ぶれにも言及した。蝦名、林、石上が奮闘しているものの、「本当に成長してほしい人が成長していない。そういうところで球団はストレスというか、三浦大輔も、そういうところのストレスはあったんじゃないかな。本当は度会、梶原だったんだよ。森とか」と指摘。「(蝦名、林、石上らの台頭は)嬉しい誤算だけど、計画的にはいってない。度会は昨年のドラフト1位で、森は高校生のドラフト1位。そういうところで成長してほしかったが、成長できなかったのはなぜか。ということだろうね」と語った。

 昨年は日本一、今季は2位での辞任に「監督っていい職業じゃないな。SNSでも負けたらけちょんけちょん。勝ったら、勝ち方が悪かったらけちょんけちょん。名誉職でもなんでもない。やる人間がいなくなる、よくやっている」と敬意。OBとして、「応援もしている。大輔にはお世話になった。直属の後輩だから大洋時代の。本当に有終の美を飾ってほしい」とエールを送った。

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