日本ハム崖っぷち 七回悪夢の5失点で3連敗 新庄監督「ウチはもう最後までやるということで、全力で」
「西武5-4日本ハム」(25日、ベルーナドーム)
日本ハムを壮絶な大暗転が待っていた。無情の打球が左中間スタンドで弾んだ瞬間、ベンチで祈るように見つめていた北山亘基投手(26)は突っ伏し、新庄剛志監督(53)は微動だにせずグラウンドに視線を送った。4点リードを一気に引っ繰り返されるまさかの逆転負け。3連敗で逆転Vへの希望は風前のともしびとなった。
清宮幸の先制2ランなど五回までに4点を奪って今井をKO。流れはつかんだはずだった。しかし、快調に飛ばしていた先発の北山が七回に捕まった。2死一、二塁から滝沢に2点適時二塁打。好中継で一度は本塁タッチアウトの判定がリクエストで覆ると、渡部聖に四球を与えて降板。代わった上原が、ネビンに痛恨の逆転3ランを食らった。
「もう何もないよ。誰が打たれたとか。全員で一つのゲームを取りにいくだけ。仕方ない。相手の方が上だった。あそこで打てるかっていうね。みんなよくやりました」。指揮官は普段と変わらぬ明るいトーンで振り返ったが、現実は限りなく厳しい。試合中に「悔しいのひと言に尽きます」とコメントを残していた北山は試合後「それしかない。今後そこから成長して、勝てる投手になっていきたい」と責任をかみしめた。
首位ソフトバンクが勝って4ゲーム差。26日にもV逸が決まる。「ウチはもう最後までやるということで、全力で」と新庄監督。可能性が無くなる瞬間まで、ファイティングポーズだけはとり続ける。





