DeNA・竹田 阪神“キラー”だ!主力斬った!7回3安打1失点 履正社高3年春以来の聖地で躍動
「阪神1-4DeNA」(20日、甲子園球場)
聖地の生暖かい風を受けながら、DeNA・竹田祐投手は勝利の余韻に浸った。最速リーグVを成し遂げた並み居る猛虎たちを退け、7回3安打1失点で今季4勝目。CS進出決定から一夜明け、ファイナルSで戦うかもしれない阪神に“キラー”として残像を刻みつけた。
「自分のいいリズムで投げることができたので、7回を投げられたことは良かったと思います」。初々しい笑顔とは裏腹に、ストライク先行の巧みな投球術で沈めた。150キロ前後の直球にスライダー、フォークを丁寧に織り交ぜ、二回以外は先頭打者を許さず。近本、中野の厄介な1、2番コンビを無安打に封じ、本塁打王独走の佐藤輝にも快音を響かせなかった。
甲子園のマウンドに立つのは、履正社高3年春のセンバツ決勝の大阪桐蔭戦以来。「すごく懐かしかった」。地元関西の友人たちも数多く応援に駆けつけた“地の利”も手伝い、ホームよろしく躍動した。
この日が甲子園での今季最終戦となったが、再び虎と相まみえる可能性を秘めている。巨人との対戦が決まったCSファーストSでは、最大3戦を考えると先発は東、ケイ、ジャクソンの3本柱となる公算が大きい。ファイナルSに勝ち進めば、初戦で竹田がマウンドに立つことも十分に考えられる。三浦監督は「ポストシーズンはまだです」と制しながらも「優勝したチーム、主力メンバーが出ている中でよく攻められた」とルーキーの堂々の投球に深くうなずいた。
◇竹田 祐(たけだ・ゆう)1999年7月5日生まれ、26歳。大阪府出身。184センチ、96キロ。右投げ右打ち。投手。履正社高では3年春の選抜大会で準優勝。明大、三菱重工Westを経て、24年度ドラフトでDeNAから1位指名。25年8月16日の中日戦(バンテリン)で1軍初登板初先発、7回無失点の好投で初勝利を挙げた。父・勉さんは元アメフトのプロ選手。弟・剛は立命大アメフト部のQBとして、昨年12月の甲子園ボウルを制した。




