日本ハムが痛恨の連敗 オリックスに逆転負け 二回に先制もその後は拙攻、好機であと一打出ず

 「オリックス3-1日本ハム」(6日、京セラドーム大阪)

 日本ハムが痛恨の逆転負けで連敗を喫した。3番手・金村が同点で迎えた七回2死満塁の大ピンチで大城に勝ち越しの2点タイムリーを許した。

 打線は好機を思うように生かせず。二回に3連打で1点を先制。この回先頭のレイエスが中前打、続く野村が左前打で無死一、二塁とすると石井が右翼線へ先制の適時二塁打を放った。ただ、その後は田宮、山県、五十幡が3者連続空振り三振に封じられた。

 同点の六回には無死一、二塁からレイエスが右飛。続く野村も右飛で右翼・杉本が二塁へ好返球。二走・清宮幸が帰塁できず併殺となった。1-1の同点で迎えた七回2死二、三塁からは水谷が遊直に倒れ無得点に終わった。

 先発・加藤貴は1点リードの三回2死から麦谷、広岡の連続二塁打で同点に追いつかれるなど5回4安打1失点で降板。六回以降をリリーフでしのぎたかったが、リードを許してしまった。

 前日5日は台風15号の影響で東京駅発の新幹線が大幅に遅れるなどのトラブルに見舞われた日本ハム。1時間30分遅れの19時30分開始となったオリックス戦では零封負けで自力優勝の可能性が消滅し、ソフトバンクの優勝マジック点灯を許していた。

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