ロッテ大勝 3連敗でストップ 幻の本塁打の上田がプロ初の猛打賞「いい形でランナーをかえすことができた」 種市は4月23日以来の3勝目

 「ロッテ8-0オリックス」(19日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが快勝で連敗を3で止めた。

 打線がつながった。五回2死三塁から小川が先制右前打。藤原が内野安打で繋ぎ、寺地、安田も連続適時打を放ち3点を先制した。

 小川は三回1死二塁で凡退していただけに「前の打席はチャンスで打てなかったですし、またチャンスで回ってきたので何としても打とうと思っていました」。寺地も「前の打席、チャンス潰していたので打てて良かったです」と言葉を揃えた。安田は「連打で繋がって回ってきたのでその勢いで自分も行きました」とコメントした。

 六回は無死一、三塁から上田の左前適時打、小川の2打席連続適時打、藤原の適時二塁打で3点を追加した。

 上田は17日のソフトバンク戦(北九州)で放ったプロ1号本塁打が、降雨コールドとなったため幻となっていた。「長打を求められてた中でいい結果出たんでよかったですし、感覚としても悪くなかった」と本塁打は幻となったがその手には確かな感触が残った。この日は正真正銘のプロ初の猛打賞。「チャンスだったので、なんとか1本出したいなと思いました。いい形でランナーを返すことができて良かったです」とコメントした。

 先発の種市は7回111球を投げて5安打無失点。序盤は再三走者を出しながら、力強い直球と鋭いスプリットを武器に要所を締めた。五回以降は内野安打1本に抑えた。4月23日の西武戦(ZOZO)をで2勝目を挙げて以降5連敗中だったが、約3カ月ぶりの3勝目を挙げた。

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