DeNA 逆転負けで巨人戦5連敗 牧先制15号も実らず 指揮官「守り切れなかったですね」
「DeNA1-2巨人」(11日、横浜スタジアム)
悔しい逆転負けに、DeNA・三浦大輔監督(51)は重い言葉を発した。1点が遠い中で力尽きた延長十一回。「守り切れなかったですね」。今季3戦全敗の難敵・山崎から待望の今季初得点を奪うも、追いつかれ、勝ち越された1敗。熾烈(しれつ)なAクラス争いをしている巨人に5連敗となった。
二回、先頭で打席に入った牧が、甘く入ったカットボールを見逃さずに捉えた。左翼席中段に運ぶ先制15号ソロも、その後は要所を締められた。ケイは7回まで1安打に封じ込めるなど快投を続けていたが、八回に痛恨の同点打を食らった。
八回以降、巨人リリーフ陣の前に無安打と好機さえ作れない。入江が2球で緊急降板するアクシデントがあり、伊勢が無失点に抑えるなど好救援でカバーするも、最後は颯が決勝弾を浴びた。
対巨人は2勝8敗1分けと大きく負け越している。昨季も8勝16敗1分けと苦しめられた相手なだけに、深刻なGアレルギーはいまだ改善されず。「なかなか結果につなげられないのが現状」とは三浦監督。まずは巨人戦の連敗を、束となって止めていきたい。





