巨人・増田陸、自身初となる巨人第95代4番の起用も途中交代に「自己管理をもっとしないと」
「阪神3-2巨人」(3日、甲子園球場)
自身初の「4番・一塁」で出場の増田陸が、初回に先制打を放つも八回の打席で右足がつって途中交代。試合を通して4番を務められず「自己管理をもっとしないといけない。途中で代わったことは申し訳ない」と話した。
前夜まで4番に座っていた吉川がコンディション不良で欠場。増田陸が巨人では第95代の4番打者を務めた。練習中に告げられ「聞いたときはすごい緊張が走った」と率直な気持ちを明かす。
それでも初回1死一、二塁の好機で迎えた第1打席では「何とか次につなごうと思った」と左翼フェンス直撃の2点適時二塁打で先制点をたたき出す活躍。だが、同点で迎えた六回2死一、二塁では一ゴロ、さらに八回1死一、二塁では二塁への併殺打と好機に1本が打てず。
八回の打席後には右足をつって途中交代。代わって一塁守備には、ここ最近は外野に専念している中山が入り、九回無死一塁からマルティネスのけん制球を後ろにそらす失策で無死二塁と危機を拡大。サヨナラ負けにつながった。
「途中から出た中山にも申し訳ない。そういうのがないように自己管理してやっていきたいと思う」とほろ苦い4番デビューに厳しい表情を浮かべていた。





