巨人・田中将大 雨中の粘投も初回3失点反省「言い訳にならない」2軍戦で5回4失点
「イースタン、巨人8-4日本ハム」(11日、ジャイアンツタウンスタジアム)
巨人の田中将大投手(36)が先発し、5回まで91球7安打4失点3奪三振の内容だった。最速は145キロだった。
雨が降る中での粘投だったが「当然難しいコンディションではありましたけど、でもそれはもうプレーボールかかれば関係ない。言い訳にならない。初回ああいう形で3点失ってしまって、本来であれば多分もう早い段階で、マウンドに降りることになってると思うので、DHあってなんとか尻上がりという形で立て直せましたけど。初回修正を試みてはいたんですけど、なかなかうまくいかず、ああいう結果になってしまった」と反省した。変化球の手応えについては「うーん、ないっすね。全体的に良くなかった中で、まあまあなんとか最後は立ち直れたかなと思いますけど、ただ、やっぱり立ち上がりが悪すぎるんで。どうにかしないといけなかった」と語った。
初回に1死一、二塁から野村に先制左前適時打を浴びると、1死満塁からマルティネスに右犠飛、2死一、二塁で若林に右前適時打を打たれて3失点を喫した。二回はぬかるんだ足場に土を入れることを要望し、マウンド整備してもらうが、2死二塁から田宮に中前適時打を打たれて追加点を許した。
それでも雨が降りしきる中、三、四回は3者凡退に抑えると、五回は2死から野村に安打を許したが、最後は有薗から見逃し三振を奪った。