長嶋茂雄さんと涙の対面 弟子の中畑清氏が弔問、師の様子は「叫びそうですよ。『おーい、みんな元気か』って」と明かす

 プロ野球の国民的スーパースターで3日に肺炎のため89歳で亡くなった元巨人・長嶋茂雄さんと師弟関係にあった野球評論家・中畑清氏が4日、自宅を弔問した。

 約40分後に取材に応じた中畑氏は涙ぐみながら「穏やかな顔で、眠っていました」と無言の対面を明かした。師にどんな言葉をかけたか問われると「ありがとうございます、しかないですね。感謝を言わせていただきました。これからも目標にして頑張りますと、伝えさせていただきました」。長嶋さんの様子は「叫びそうですよ。おーい、みんな元気かって。元気ですよって言ってくれてるような気がしました」を話した。

 今の気持ちを問われ「現実は悔しさでいっぱいです。それだけです」と言葉を振り絞った。

 75年ドラフトで巨人に入団。当時、監督を務めていた長嶋さんのもとでスター選手へと駆け上がった。引退後も関係は深く、04年のアテネ五輪では脳梗塞で倒れた長嶋さんの代わりに指揮を執った。12年にDeNA監督に就任した際にも真っ先に報告。満面の笑みで「がんばれ」と激励を受けた。

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