100周年の早慶戦で前ソフトバンク・和田毅氏が始球式 直前の豪雨にマウンド手前から投球する気遣いも「ある意味初めての経験」

 「東京六大学野球、早大-慶大」(31日、神宮球場)

 昨年限りで現役を引退した前ソフトバンクの和田毅氏(44)が早慶1回戦で、連盟結成100周年の記念事業として行われている始球式に登場した。

 早大から2002年度ドラフト自由獲得枠でダイエー(ソフトバンク)に入団し、プロ22年間で日米通算165勝をマークしたレジェンド。始球式前には、ロッテやメッツなどで活躍した早大・小宮山悟監督(59)とベンチ前でキャッチボールを行う場面もあった。

 投球直前に雨が激しくなるハプニングもあり、和田氏は慶大の先発投手を気遣いマウンド手前から投球。ストライク送球で場内を沸かせ「ベストなタイミングで雨からも歓迎されたなと(笑)雨が降ってなければマウンドから投げたかったんですけど、荒らすのが嫌だったので。今まで早慶戦で雨で投げたことがなかったので、ある意味初めての経験をすることができた。100周年というメモリアルな時に、たくさんのお客さんの前で投げさせていただいて感謝しています」と振り返った。

 背番号18を背負い登板。この日、現役当時の監督である野村徹氏(88)が訪れており、現役の時さながらに「ユニホーム授与式」を行ってもらったといい「おかげさまで、しっかり良い球が投げられた。ストライクがとれたので100点だったと思います」と笑った。

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