日本ハム3度目サヨナラ負けも新庄監督は前向き 「エース級からは、なんか知らんけど、勝ったり、いい戦い」

 6回、投手交代を告げ加藤貴に声をかける新庄監督(左)
 9回、ソフトバンク・周東(手前)にサヨナラ二塁打を浴びた柳川
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 「ソフトバンク2-1日本ハム」(28日、みずほペイペイドーム)

 日本ハム・新庄剛志監督(53)は淡々と結果を受け入れた。「仕方ない。いいピッチャーが来て、いい戦いをしている。下を向くことはない」。延長目前の九回に、今季3度目のサヨナラ負けを喫しても暗さはなかった。

 四回1死満塁から清宮幸が中前適時打を放ち、難敵モイネロから先制点を奪った。今季初の7番で、前夜のアーチに続く先制打。「貴重なチャンス。どんな形でも点を取ろうと思った」という一打を、新庄監督も「センター中心に、いいヒットだった」と称賛した。

 救援陣が力尽き、みずほペイペイドームでの連勝は8で止まったが、有原とモイネロを相手に1勝1敗だった。指揮官は「エース級のピッチャーからは、なんか知らんけど、勝ったり、いい戦いをしたり」と地力に手応え。30日からは本拠地エスコンでのロッテ3連戦。首位を守って交流戦に入ってみせる。

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