巨人が競り勝ち今季初めて阪神戦カード勝ち越し 延長十一回に門脇が適時三塁打

11回、右越えに勝ち越し適時三塁打を放つ門脇(投手・ネルソン)=撮影・山口登
11回、門脇の適時三塁打で勝ち越しの生還をし、ナインから手荒い祝福を受ける笹原(69)=撮影・立川洋一郎
2枚

 「阪神2-3巨人」(22日、甲子園)

 巨人が延長戦の末に競り勝ち、今季初の阪神3連戦勝ち越しを決めた。2-2の延長十一回2死二塁で門脇が右越え適時三塁打を放った。

 打線は二回はキャベッジ、甲斐の連打で無死一、二塁の好機も中山は送りバントを試みて捕邪飛。続く泉口が一塁線を破る適時二塁打を放ち先制するが、後続が倒れて1点止まりとなる。

 すると、直後の二回裏には佐藤輝の一塁ゴロで一塁手・増田陸がベースカバーに入った山崎へ悪送球で出塁を許すと、大山の2ランが飛び出し逆転される。1点を追う三回には無死満塁と大きなチャンスを得るが、キャベッジ、甲斐、中山が3者連続空振り三振に倒れて得点を奪えない。

 七回には好投の山崎への代打にヘルナンデスが送られると、阪神2番手・及川から左翼席へ運ぶ同点ソロ。さらに相手失策から1死二、三塁と攻め立て、流れが変わったかに思われたが、キャベッジが空振り三振に取られるなど、後続が倒れて勝ち越しはならなかった。

 先発の山崎は6回2安打2失点(自責点1)と試合を作った。同点の八回無死満塁の絶体絶命のピンチで4番手のマウンドに上がった田中瑛が、森下を三ゴロ併殺、大山を空振り三振に仕留めて得点を与えなかった。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス