日本ハム・新庄監督 練習中の助言で2安打の清宮幸に「僕のアドバイスとは違った打ち方をしてた(笑い)。違うけど、打ったな」
「日本ハム2-1ソフトバンク」(21日、エスコンフィールド)
日本ハムが今季2度目のサヨナラ勝ち。連敗を2で止めた。1-1の九回1死満塁から郡司が決勝の右前適時打を放った。
清宮幸が2安打1打点で勝利に貢献。1点を追う四回1死二塁から中前に同点適時打を放つと、九回は1死一塁から右前打でつないで、サヨナラ劇を演出した。
この日の練習では、新庄監督から打撃についてアドバイスを受ける場面も。清宮幸は「悪くなると上(半身)と下(半身)が一緒に出て来ちゃうので、そこの“割れ”みたいなことですかね」と説明していた。
さっそく結果を出した格好となったが、新庄監督は「いや、僕のアドバイスとは違った打ち方をしてた(笑い)。違うけど、打ったな」と苦笑い。そのうえで「そういう声かけって大事なこと。僕がアドバイスしたフォームではなかったけど、結果的にヒットが出ればまた調子が上がってきて。僕の理想の思っている打ち方をできるようになってきたら、今度は角度がついて上がってくるようなアドバイスはしました」と、さらに状態が上がることを期待した。
清宮幸は直近の4試合中3試合で適時打を放つ活躍。「その日その日のベストを出していくだけ。(新庄監督の助言が実行できれば)ボールの見え方もよくなると思うし、自然とバットも出てくるかな」とうなずいた。





