パドレスのオスカー・ゴンザレス外野手（２７）が楽天と契約を結んだと１９日（日本時間２０日）、全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者が報じた。

　ゴンザレスは日本球界移籍の機会を求めるため、無条件リリースのウェーバーにかけられたことが現地で報じられていた。ロメロ記者は「長期的な役割を確保することができず、今後は日本でキャリアを続けることを目指すことになる」と伝えている。

　ドミニカ共和国出身、右打ちのゴンザレスは２２年にガーディアンズでメジャーデビュー。９１試合で打率・２９６、１１本塁打、４３打点の好成績を残したが、２３年以降はメジャーに定着できなかった。

　今季は開幕直後にメジャーに昇格。５月７日まで２１試合に出場したが、打率・２４６（５９打数１３安打）、０本塁打、４打点だった。マイナー７５０試合で１０５本塁打の実績があり、３Ａ降格後は１２試合、打率・３３３（５４打数１８安打）、５本塁打、１６打点、ＯＰＳ１・０７２と復調の兆しを見せていた。

　メジャー３年の通算成績は１６６試合、打率・２６４、１３本塁打、５９打点。