DeNAが勝率5割復帰 東が粘りの投球で通算50勝 オースティン、佐野ら援護
「DeNA4-2広島」(11日、横浜スタジアム)
DeNAが2カード連続でカード勝ち越し。投手陣がピンチで踏ん張り、勝率を5割に戻した。
打線は効果的に相手先発・玉村を攻めた。初回、2死二塁から4番・オースティン&5番・佐野が連続適時打を放って2点の先制に成功。三回にもオースティンが適時二塁打を放ち、山本の犠飛で2点を追加。少ない好機を確実に生かした。
DeNAの先発マウンドへはエース・東が上がった。立ち上がりを三者凡退に抑えると、二回には無死満塁のピンチを背負ったが、堂林を見逃し三振、山足を併殺打に仕留めるなど、貫禄を見せた。
だが、その後はピンチの連続だった。三回には2死満塁で坂倉を見逃し三振に斬って取ったが、四回は小園に1号ソロを被弾。五回にも小園に適時打を許し、なおも1死一、二塁のピンチを背負ったが、最後は堂林を併殺打に打ち取った。
4四死球を出すなど持ち味の制球力も乱れながらも、5回8安打2失点で粘投。味方の援護にも恵まれて、通算50勝に到達した。





