ヤクルト 球界最年長45歳の石川がまたも虎狩り 6回1失点で2勝目 チームは12球団最遅10勝到達
「阪神2-5ヤクルト」(4日、甲子園球場)
ヤクルトが投打の歯車がかみ合い勝利を収め、連敗を3で止めた。
先発した球界最年長45歳の石川は今季最長の6回で2年ぶり100球以上となる103球を投げ6安打1失点と力投。2勝目をマークした。今季甲子園での阪神戦は2戦2勝となり、“キラー”ぶりを発揮した。
レジェンド左腕は持ち味の緩急を使い、両コーナーに集める抜群の制球力で虎を幻惑した。1ー0の四回には森下に111キロのカーブを左翼スタンドに運ばれ一時同点とされたが、その後も粘った。
打線は主軸の山田を今季初めて4番据えるなどメスを入れて臨んだ。四回には2死一、三塁から茂木の右前適時打で1点を先制。同点の七回は1死一、二塁から代打・増田の右中間への2点適時三塁打で勝ち越した。