「ＤｅＮＡ１－０巨人」（３日、横浜スタジアム）

　巨人が零敗で連勝が４で止まった。０－０の八回１死一、三塁のピンチで３番手のマウンドに上がった船迫が、松尾の左犠飛で得点を許した。

　打線はバウアーの前に無得点に抑えられた。初回は先頭の泉口が安打で出塁したが盗塁失敗。２番・キャベッジは四球を選んだが、吉川尚が併殺に倒れた。

　五回は無死から岡本が左越えの一打を放つが、二塁に滑り込んだ直後にベースをまたぐ形になり、その瞬間にタッチアウト。一、四、七回と三度の２盗失敗。２併殺と好機を拡大できなかった。

　４月１６日に対戦した際には岡本が２本塁打を放つなど５回５得点でＫＯ。亀井打撃コーチは「前回対戦では何とか攻略することはできたが、相手も経験豊富な投手なので対策してくるとは思いますが、まずは前回同様狙い球を絞ってタイミングを惑わされない様に準備したい」と話していた。

　先発・赤星は７回５安打無失点の好投。二回に２安打と失策もからんで１死二、三塁のピンチを招いたが。後続を断った。五回２死三塁では度会を三直に仕留めるなど、決定打を許さなかった。

　内海投手コーチは「リズムよく投げられているね。低めに集められているし、両サイドの真っ直ぐをしっかり投げ分けられている」とコメントした。