ヤクルト・山田 執念の決勝打 5月反攻へ「とにかく打つ」
「ヤクルト4-1DeNA」(30日、神宮球場)
意地と執念を見せつけた。ヤクルト・山田哲人内野手が決勝打を放ってチームをけん引した。「とにかく打つんだという気持ちでいった」と気迫のセリフを口にした。
1-1の六回1死二塁の場面で中前にしぶとく運んだ。自身7試合ぶりの適時打となり「いい場面で打つことができて良かったです」。試合前の時点で打率・203と決して本調子ではなかった。打順は今季2度目の7番に下がった。勝利のために奮闘したキャプテンは「この1勝は、すごくうれしいです」とかみしめた。
チームでは主砲・村上、正遊撃手・長岡が故障で離脱中の状況だ。「本人が一番悔しいと思います。帰ってきた時に優勝争いがしっかりできるように。粘り強く勝っていきたい」。4月が終わり借金3の最下位。5月は反攻に転じる。





