ロッテが今季初のサヨナラ勝ちで連敗ストップ!中村奨が初のサヨナラ安打「どう水をかけられていいかわからなかった」に本拠地が爆笑
「ロッテ2-1西武」(22日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテが今季初のサヨナラ勝ちで連敗をストップ。本拠地が大興奮に包まれた。
同点の延長十回、1死からソトが右前打で出塁した。さらに角中の失策、申告敬遠で1死満塁とすると、中村奨が中前打で決めた。直後に盛大なコールがわき起こり、歓喜のウオーターシャワー。劇的な勝利にファンは酔いしれた。
お立ち台に立った中村奨は「うれしいです。ありがとうございます」と語り、初めてのサヨナラ安打に「打った後にどう水をかけられていいかわからなかった。戸惑いました」と明かし本拠地は笑いに包まれた。
打線は1点を追う六回に同点に追いついた。2死から角中の内野安打、ポランコの四球で一、二塁の好機を作った。ここでベンチは19歳の寺地を代打で起用。遊撃への内野安打を放ち、一塁送球が逸れる間に二走・角中が生還した。内野安打に適時失策がからみ、14連敗中の西武・高橋から1点をもぎ取った。
先発・石川柊は5回2安打1失点。初回、先頭の西川への死球と二盗で1死二塁とされ、ネビンに先制中前打を浴びた。二回以降はパワーカーブを武器に好投。五回は1死から滝沢に中前打を許したが、西川を三ゴロ併殺に仕留めた。
「全体的にテンポが悪いピッチングになってしまった。テンポが悪いが故に長いイニング行けなかったというところはすごい悔しい登板にはなりました。調子が悪いなりに都志也(佐藤)とコミュニケーションを取ってなんとか凌いだのですが」とコメントした。
六回から2番手で登板した19歳の木村が2回無安打無失点。七回は四球で今季初めて走者を背負ったが、1死二塁から代打・栗山、代打・中村の41歳コンビを打ち取り、開幕から9イニング無安打とした。





