ロッテが競り負けて2連敗 九回に追いつくも、延長十回に小野が被弾

 9回、右前に同点適時打を放つポランコ(撮影・金田祐二)
 9回、山川に勝ち越しソロを浴びたゲレーロ
 7回、高部の右前適時打で生還する二走・藤原(撮影・金田祐二)
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 「ロッテ4-5ソフトバンク」(11日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが競り負けて2連敗。4-4の延長十回、5番手の小野が野村に勝ち越しソロを被弾した。

 打線は1点を追う七回、2死走者なしから藤原、藤岡、高部の3連打で同点。先発・有原を引きずり降ろすと、2番手・尾形からポランコが勝ち越し右前打を放った。

 ポランコは2点を追う六回には先頭打者として登場。フルカウントから右越え1号ソロを放ち1点差としていた。「3ー2というカウントだったので、自分の考えとしては前で打つということだけを考えて打席に入った。それがホームランという結果に繋がったで!パワー!」とコメントした。

 九回にも1点を勝ち越されたが、その裏、ポランコが同点タイムリーを放ち、延長戦に持ち込んだ。

 古巣を相手に先発した石川柊は、四回に山川にソロを浴びるなど5回3安打2失点。「あのホームランが反省するところです。自分の中では失投だったので次は修正していきたいです」とコメント。「全体的には感じも良かったので次はもっと長いイニングもそうですしチームを勝ちに導けるようなピッチングができるように準備したいです」と話した。

 石川柊はZOZOマリンスタジアムでは2018年以降7連勝中。最後に敗れたのは2017年8月8日までさかのぼる。この日は味方が七回に逆転したため、連勝ストップとはならなかった。

 2番手・木村は2回無安打無失点の好投で逆転を呼んだが、八回に登板した鈴木が代打今宮に同点打を浴びた。九回に4番手のゲレーロが山川にこの日2発目となる勝ち越しソロを被弾した。

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