西武・西口監督 ようやく初勝利 5試合目で投打かみ合った「ほっと一安心って感じ」エース今井が力投
「ソフトバンク0-6西武」(4日、みずほペイペイドーム)
船出から1週間。西武の西口文也新監督が5試合目で待望の初白星を挙げた。昨季のリーグ王者相手に、投打がかみ合った会心の勝利。「ほっと、一安心って感じ」と喜びをかみしめた。
開幕から計8点と不振だった打線が奮起した。四回に計6点のビッグイニング。投げてはエースの今井が、7回無失点と好投した。西口監督から昨年11月には開幕投手を明言されるなど、厚い信頼に「何とか1試合でも早く、初勝利をプレゼントしたいなっていう気持ちだった」と気迫の投球で応えた。
昨季は球団ワーストの91敗で最下位に沈み、今季は3日の楽天戦で1979年以来の開幕4連敗の屈辱を味わった。通算182勝を挙げた生え抜きの元エースが、再建を託された中、苦しんだ末にようやく一歩目を踏み出した。





