横浜 渡辺元監督がナイン激励 名将の訪問に織田「本当にありがたい」 30日決勝、19年ぶり4度目の頂点へ

 「選抜高校野球・決勝、横浜-智弁和歌山」(30日、甲子園球場)

 30日の決勝を前に、智弁和歌山と横浜(神奈川)が29日、兵庫県西宮市内のグラウンドなどで練習した。横浜は「松坂2世」の呼び声高い最速152キロ右腕・織田翔希投手(2年)が、元監督の渡辺元智氏(80)からの助言を胸に2006年以来19年ぶり4度目の頂点を狙う。

 黄金期を築いた名将を前に背筋が伸びた。横浜ナインは元監督の渡辺氏からの激励を受け、一層引き締まった表情。個別でも声をかけられた織田は「本当にありがたい。安心できます」と感謝した。

 大会中も試合前に村田浩明監督(38)との電話を通して言葉をもらってきた。この日は「視野が狭くなることがあるから周りを見るように」と助言をもらったという。決勝を目前にして「自分が勝利に貢献できる投球を」と決意を新たにした。

 対戦する智弁和歌山については「全ての打者が積極的に振ってくる。打者に合わせるのではなく自分の投球ができれば」と警戒。ブルペン入りはせず、キャッチボールやランニングなどで準備を整えた。松坂大輔を指導した名将も「逸材」と期待する16歳が、真の「怪物」へと成長するべく頂点を狙う。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス