「オープン戦、日本ハム５－２ヤクルト」（２１日、エスコンフィールド）

　打線は初回、４番の野村が右前に先制打を放ち、レイエスが３ラン続く最高の展開。投手陣も継投でヤクルト打線を２点に抑えた。日本ハムの新庄監督は「投手陣完璧。言うことなし。打つ方も１、２番が出て。野村君のヒットは最高やった。ああいうヒットは投手もダメージあると思うし、そこで一気にモーレ（レイエス）がかえす。いいゲームでした」と称賛した。

　六回には清宮幸にも右越えソロが出たが、これには「１・２・３で振った。そこまで全然ダメだったから。真っすぐに狙いを絞って１、２の～で『の』があったかな」と評価した。

　オープン戦は２試合を残して首位。「あした２連敗でいいですよ」と笑わせた新庄監督は、パ・リーグのオープン戦１位チームはレギュラーシーズンでも好結果だと報道陣に言われ「いやいやいやいや。そんなジンクスないです」と嫌がった。「勝ちグセ？もうついてますよ。十分ついてる」とここまでの戦いぶりに手応え。「ま、でも明日引き分けで。あさって負けて、みたいな」と言ってまた笑わせた。