ソフトボール界レジェンド宇津木妙子さん 中日・井上監督に金言「アメとムチの使い方は大事」
「中日春季キャンプ」(17日、北谷)
中日・井上一樹監督(53)が女子ソフトボール界のレジェンド、宇津木妙子さん(71)=ビックカメラ・シニアアドバイザー=の訪問を受けた。宇津木さんは日本代表監督として2000年シドニー五輪で銀、04年アテネ五輪で銅メダルに導いた名指導者。新指揮官はチームづくりの要諦を伝授され、「アメとムチ」を心に刻んだ。
宇津木さんは北谷球場から歩いて数分の距離にあるソフトボール場でビックカメラのキャンプ中。話したのは数分。「宇津木さんがあいさつに来てくださった。『チームをつくるのは大変よ。選手に対して厳しさと優しさが必要。アメとムチの使い方は大事よ』と言われた」と井上監督は振り返る。膝を折り、目線を合わせるように聞き入った。
朝イチから女子ソフトボール界との交流は始まっていた。ウオーキング中に「上野由岐子に会ってないな」とソフトボール場を訪れた。東京五輪金メダリストで43歳イヤーの今もビックカメラで現役。「御利益もらおうと思って、本人を前にかしわ手を打った」と指揮官。レジェンド右腕からも新たな活力をもらった。





