ソフトバンク、近藤ら勢ぞろい 主力初合流、リーグ連覇へ始動
ようやくソフトバンクの顔が勢ぞろいした。宮崎キャンプ中盤まで調整を一任されていた近藤や有原、山川らが15日、主力を中心としたA組の全体練習に初合流。昨季終盤に右足首を捻挫した近藤は元気に打撃練習などをこなし「ぴりっとした気持ちで入れた。責任も感じながら、ここに100%を合わせてきた」と充実感をにじませた。
昨季は首位打者に輝いた近藤は、自主練習を例年行う鹿児島県の徳之島で調整を続けてきた。寒い宮崎とは対照的に、長袖シャツ1枚でトレーニングに励めたという。この日は軽快なダッシュも見せ「リハビリから強度を上げるところまでできた。問題なく動けている」と回復を強調した。
今季は定位置が左翼から右翼に移る見込みで、守備練習では右翼で精力的に打球を追った。26日の練習試合から実戦に参加する予定といい「143試合、けがなく守れるように意識してやる」と表情を引き締めた。
一部のベテランに調整を委ねる試みは今季から導入。小久保監督は好評との声にうなずく。リーグ連覇を狙うチームが本格的に始動した。





