ヤクルト 衣笠オーナー代行が死去 76歳 2011年から球団運営の舵取り 昨年6月の株主総会にも出席
ヤクルトは10日、代表取締役会長CEOオーナー代行の衣笠剛氏が7日に死去したことを発表した。76歳だった。
衣笠氏はヤクルト本社専務から2011に球団代表取締役社長兼オーナー代行に就任。フロントのトップとして球団運営を支えた。昨年6月の株主総会にも出席。当時はリーグ5位だったが、交流戦を勝ち越したことで「チームの動きも非常に良くなってきましたから、ぜひこの流れの中でやってほしい」と語っていた。
2011年の就任当初は「次の10年で4、5回と優勝し、日本一となれるように頑張りたい」と抱負を語っていた。若手選手育成でチームを立て直し、2015年に優勝。21、22年は連覇を達成し、日本一にも輝いた。23年から会長に就任。公益財団法人日本バウンドテニス協会の会長も務めていた。