中日・井上監督「大減量」中田翔の姿勢を評価「今年にかける意気込みは感じる」「ランニングができるかが俺の中でのバロメーター」
「中日春季キャンプ」(6日、北谷)
中日・井上一樹監督が1軍キャンプに合流した中田翔内野手の姿勢を評価した。
体重115キロから15キロ超の大減量に成功し、ほおがこけて足も細くなった印象。井上監督は「打撃練習を見てと言うよりも、皆さん気づいたと思うけど、ものすごくスリムになって、今年にかける意気込みは僕も感じている」と、その姿勢を評価した。
練習前に中田とは言葉を交わし、「翔には打つ打たないの前にちゃんとランニングができるか、走るか、守備で幅が取れるかというのが俺の中でのバロメーターだよ」と伝えたという。実績は十分なだけに「それを意識してやってくれれば、きっと良い方向にいくと思っている」と期待感を示した。
井上監督や松中打撃統括コーチらが見守ったフリー打撃では4本の柵越えを放つなど、パワーは健在。全体練習後も室内で打ち込みを行った。ただ、井上監督は特別扱いする考えはなく、「キャリアがたっぷりある選手だろうが、プロ生活が長い短い関係なく、そういう意味でそこは若手も外国人選手も含めて競争だからねということを中田翔君に言いました。そこは十分に意識してもらいたい」と念を押した。




