DeNA・岩田 光った制球力 新天地に「盛り上がりに圧倒されました」昨季限りで阪神戦力外

 ブルペンで投げる岩田(撮影・佐々木彰尚)
 自転車で移動をする岩田(撮影・佐々木彰尚)
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 「DeNA春季キャンプ」(1日、宜野湾)

 昨季限りで阪神を戦力外となったDeNA・岩田将貴投手(26)が1日、ブルペン入りした。球の出所が見えづらい独特の投球フォームから、直球、ツーシームなど計25球を投じ、貴重な変則左腕としてアピールした。

 一球一球の軌道を確かめながら、自信を持って腕を振った。球を受けた戸柱からは制球力の良さを褒められたといい、「自信があるところ。実戦が近づくにつれて、インコースと外の出し入れがもっとできたら」と意気込んだ。

 新天地で迎えた初日。自身の人見知りが発動し、「アップの時の盛り上がりに圧倒されました。すごい元気のあるチーム。早く溶け込みたい」と苦笑い。そんな左腕に、三浦監督は「イメージ通り。ウチにいないタイプの左。一つの武器ですし、実戦になったら左打者の反応も見ながらアピールしてくれれば」と期待を寄せた。

 ◇岩田 将貴(いわた・まさき)1998年6月16日生まれ、26歳。福岡県出身。178センチ、75キロ。左投げ左打ち。投手。九産大九州高、九産大を経て、20年度育成ドラフト1位で阪神入団。22年6月に支配下契約となるも、1軍での登板はなく、24年10月に戦力外通告を受けた。同年11月に支配下契約でDeNA入り。変則の左サイドスローから投げ分ける多彩なスライダーが武器。

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