中日が10失点惨敗 3失策&野選と守備陣ボロボロで立浪監督はぶ然 交流戦負け越しも決定

 「ロッテ10-0中日」(15日、ZOZOマリンスタジアム)

 中日は3失策と守備陣が乱れ、2桁10失点で惨敗。7勝10敗となり、交流戦の負け越しが決まった。

 拙守を連発した。まずは三回、無死一、三塁。投ゴロを処理したメヒアが、飛びだした三走・友杉を刺そうと三塁送球。これが乱れ、高橋周が体勢を崩して捕球する間に、友杉の生還を許した(記録は野選)。

 さらに、このプレーの流れで高橋周の二塁送球が二走・岡の背中に当たる悪送球となり、アウトを取れなかった。

 五回も4点ビハインドとなり、なお2死一塁で角中の三ゴロを高橋周がトンネル。ここからピンチが拡大し、2死満塁から高部に2点適時打を許した。ここでも本塁送球を捕手・加藤匠が捕れず、ボールが転々とする間に2人の走者が二塁、三塁へそれぞれ進塁した。

 バタバタと乱れる守備に、立浪監督もぶ然とした表情。劣勢の展開で攻撃陣も沈黙し、5安打で完封負けを喫した。

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