楽天・小郷がプロ初5安打 チーム今季最多18安打13点爆勝導いた
「西武2-13楽天」(10日、ベルーナドーム)
イヌワシ軍団のリードオフマンが大暴れだ。楽天・小郷裕哉外野手が自身初となる1試合5安打。2打点2盗塁4得点と打線をけん引した。チームは今季最多18安打13得点の大勝で2連勝。4位浮上となった。「いいアプローチができた」と納得の表情だった。
始まりは初回だった。「チームに勢いを与えられるように」と意識している1打席目で追い込まれながらも左線へ二塁打を放つと、「あのヒットでいい感覚が出た」とその後も止まらず。四回に適時打を放つなど快音を連発した。
1試合5安打はチームでは、昨年引退した銀次以来の記録。「天才やなと思ってたんで、まさか自分が打てるとは」と笑顔。固め打ちで41安打となり、リーグトップに躍り出たが「全然気にしてないです。もっとうまくなれるように頑張ります」と視線を先へ向けた。