中日・カリステ1号 24イニングぶりの得点で先制「しっかり振り切ることができた」

 「巨人2-3中日」(24日、東京ドーム)

 球団ワースト記録の更新を免れただけでなく、勝利を導くアーチとなった。23日まで13試合連続で本塁打が出ず、2リーグ制後の球団ワースト記録に並んでいた中、中日・カリステが快音を響かせた。

 初回1死一塁から打席に入り、6球目の速球を振り抜くと、打球は左翼ポールを直撃する今季1号の2ラン。「追い込まれている中でしっかり振り切ることができた」。ダイヤモンドを悠々と回りながら、中日ファンで埋まった左翼席の歓声に右手を上げて応えた。

 「打った瞬間に入るとは思った。あとはファウルになるかフェアになるか、それだけを心配していた」とカリステ。チームとして24イニングぶりの得点が、6試合ぶりとなる先制点。さらに中田、細川に続いてようやくチーム3人目の本塁打となった。

 6回2失点と粘った涌井にも2勝目が付いた。これでチームの連敗は「5」でストップ。一丸でつかんだ1週間ぶりの白星に、立浪監督は「連敗していて流れが悪くなっていた。止められたことが大きい」と安堵(あんど)の表情だった。

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