西武ファンが怒りの大ブーイング ソフトバンク・山川穂高が古巣に痛烈満塁弾で“どすこい”パフォ敢行 球場騒然 レオ党前夜から一転静観モードも我慢できず 被弾の水上はうなだれる
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「西武2-11ソフトバンク」(13日、ベルーナドーム)
今季西武から加入したソフトバンクの山川穂高内野手が六回に1死満塁で左中間へ2号満塁本塁打を放った。昨年FAでソフトバンクに移籍。移籍後ベルーナドーム初登場となった前日は西武ファンから大ブーイングを送られ、4打数1安打3三振だったが、昨年までの本拠地で痛烈な“恩返し”弾を放った。打たれた西武・2番手の水上はその瞬間にしゃがみこみ、そのままがっくりとうなだれた。
どよめきの中、ダイヤモンドを一周すると、ベンチとのハイタッチ後に恒例の“ドスコイ”を敢行。鷹党は歓喜に沸き、前夜とは一転、静かに見守っていたレオ党は怒りの大ブーイングだった。
山川は昨季は自身のスキャンダルにより、公式戦出場停止処分が下された中、「戒め」の言葉とともにFA宣言し、西武からソフトバンクに移籍。波紋が広がった。レオ党は消化しきれぬ思いを抱えた中で迎えた3連戦だった。