今秋ドラフト目玉の明大・宗山 復帰時期は未定も全試合でベンチ入りへ 侍J強化試合前に骨折

 今秋ドラフトの目玉と言われる明大の主将・宗山塁内野手(4年、広陵)が11日、東京六大学野球の懇親会に参加し、現状を明かした。

 3月に大学生ながら野球日本代表「侍ジャパン」に選出されたが、2月29日のオープン戦で受けた死球による「右肩甲骨骨折」が強化試合直前に判明。試合への出場はかなわなかったが、代表チームに帯同していた。

 送球面に影響がある中で、現在は自身が可能な範囲でノックや打撃練習に参加しているという。田中武宏監督は、復帰時期について「本人に任せている」と話し、医師やトレーナーと日々の練習メニューを確認しながら判断していく。ただ、リーグ戦では全試合にベンチ入りする方針だ。

 宗山は昨季までに現役最多の通算94安打を記録し、明大の先輩・高山(BC新潟)が持つリーグ記録131安打の更新にも期待がかかっていた。

 13日に開幕するリーグ戦を前に「チームとして4冠の目標を掲げているので、一戦必勝で目の前の相手に全力を尽くしてまずはリーグ戦を取って。日本一という目標に向け、今年のスローガンである『輪』の通り全員で束になって戦いたいと思います」とあいさつ。主将としてのアピールポイントを問われると「試合はもちろん、ベンチ内での振る舞いも昨年とは変わった役割になると思うので、そこも見てもらえればと思います」と力を込めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス