日本ハム・新庄監督 広告看板使って守備位置伝達 ジェスチャーより的確かつ迅速に
日本ハムの新庄剛志監督(52)が外野手の守備位置の指示にフェンスの広告看板を利用する考えを明かした。監督席と広告の文字を結んだ直線上を守らせるもので、4日、エスコンフィールドでの練習でコーチ陣と確認。5日の西武戦から運用する。
「僕のイスと広告の文字の間にライン引いて、確認してもらおうかなと思ってる。レフトなら『斎』とか」と例を挙げた。これまでを「指示のやり取りが遅れたときに『やっぱり』っていうことが何回もあった」と反省。ジェスチャーよりも早く的確に伝える狙いだ。
この日は練習後、監督室にあるテレビで西武-オリックス戦を分析した。「打球方向とか、チャンスでこのバッターはどこに狙いにいっているか」をチェック。西武についても「だいたい分かっている」とニヤリ。素早い守備位置修正で、ピンチの芽を摘んでいく。