“江川2世”作新学院・小川哲は初戦で散る 5回4失点で降板 打線も相手上回る11安打放つも及ばず

 「選抜高校野球・1回戦、神村学園6-3作新学院」(22日、甲子園球場)

 作新学院は後半の反撃も及ばず、初戦敗退となった。“江川2世”と称された最速147キロ右腕・小川哲平投手(3年)はコントロールに苦しみ6四死球を許すなど、5回5安打4失点(自責3)でマウンドを降りた。

 小川哲は二回、2死一、三塁から適時二塁打を浴びて先制点を許すと、続く三回には神村学園・正林に右翼ポール際へのソロ本塁打を被弾した。

 五回にも味方の失策もからんで1死満塁のピンチを招くと、遊撃手のグラブをはじく2点タイムリーを浴びた。制球力が持ち味でもある小川哲だが、制球ままならず球数も99球を要した。

 打線は4点を追う六回に反撃。相手失策と安打などで無死二、三塁とすると、柳沼翔内野手(2年)が2点適時打を放った。七回にも無死からの3連打で1点差に迫ったが、なお無死満塁の好機で後続が倒れた。

 相手の8安打を上回る13安打を放ちながらも、あと1本が出なかった。

 プロ注目の右腕と強力打線を擁して、優勝候補に挙げられた作新学院だったが、初戦で姿を消すことになった。

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