ヤクルト高津監督「しかし点が取れないね」 29イニングタイムリーなしに嘆き節

 「オープン戦、ヤクルト1-3楽天」(16日、神宮球場)

 20度近くまで上がった朗らかな気候の神宮でも、打線の湿り気は取れなかった。好機をなかなか生かすことができず、ヤクルト・高津臣吾監督(55)も「しかし点が取れないね」と嘆き節。得点圏での1本を欠き、9日のオープン戦・阪神戦での七回以降、29イニング適時打が出ていない欠乏症に悩まされている。

 得点機はあった。三回には無死二塁、四回には1死二、三塁を作るも、後続が続けず。五、七回にも得点圏まで走者を進めたが、ホームに返すことはできなかった。指揮官は「いろんな要因がある」と分析し、「考え方も技術もそう。ピンチになった時のバッテリーの心理状況も考えないといけないですし。なかなか甘い球はこないし、選球眼というところにもなってくる」と続けた。

 この日は1番に浜田を起用するも「打線の状態があまりよくないので、何がいいのかわからないというのが正直なところ」と悩みは深い。本番を想定したベストオーダーは19日にも“解禁”される見込み。覇権奪還へ向け、決断を下す日が迫る。

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