巨人がソフトバンクに完封負け 新外国人オドーアがOP戦打率・056、出場5試合で1安打と不振

 1回、柳田(左)に先制3ランを打たれた戸郷
 レンジャース時代に同僚だった有原(17)からあいさつを受け、グータッチを交わすオドーア(右)
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 「オープン戦、ソフトバンク5-0巨人」(14日、ペイペイドーム)

 巨人がソフトバンクに完封負けを喫した。

 試合は初回、先発の戸郷が柳田に3ランを浴びた。先頭の周東に中前打を浴びると、今宮にはフルカウントから四球を選ばれた。ここで柳田との対戦。1ストライクから高めの直球を右翼スタンドに運ばれた。

 「直球の選択は間違っていなかったと思う」と振り返った右腕だが、初回の3失点に「あの一発が…一番悔しかったです。シーズン中は消していかないと、自分の勝ち星っていうのに繋がらないですし、チームの雰囲気も良くならない。反省しかない」と唇をかんだ。

 それでも以降、5三振を奪う圧巻の内容。決め球のフォークを軸に、スライダーでも三振を奪った。開幕まで調整登板は残り1試合。22日のオープン戦・楽天戦(東京ドーム)に向けて「やっぱり真っすぐの精度ですね。甘く入るところも多々あったので、次の試合に向けてそこを高めていきたい」と前を向く。

 一方、完封負けを喫した打線では、新外国人・オドーアが依然として沈黙。二回、見逃し三振に倒れると、五回の第2打席は鋭い打球が二塁手の正面を突いた。八回は三ゴロで3打数無安打。オープン戦では、9日・オリックス戦の二回に右前打を放って以降、14打席連続無安打。ここまで5試合の出場で15打数1安打、打率・056と結果が出ないでいる。この日は右翼ではなく三塁でスタメン出場。V奪回に新助っ人のバットは欠かせない。配球やストライクゾーンなど、日本野球への対応が求められる。

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