日本ハム 新庄監督“ユーティリティープレーヤー査定”導入プラン「1つのポジションだけ守る選手よりあげてください」球団に進言へ

 日本ハムの新庄剛志監督(52)が11日、複数ポジションをこなす選手の価値を評価。“ユーティリティープレーヤー査定”の導入プランを提唱した。「細川君みたいなユーティリティープレーヤーは、給料の査定を、一つのポジションだけ守る選手より上げてくださいとお願いしたい」と球団に進言する考えだ。

 例に挙げた細川は二遊間が本職。9日の楽天戦(草薙)では試合途中から左翼に入り、さらに一塁に回った。「細川君はファーストでいいプレーあったでしょ。キャンプ中から用意してもらっていたファーストミットでね」と話した。

 内外野のポジションをこなす細川は。昨季は捕手の練習も行い、有事の際の出番に備えた。投手以外の全ポジションで出場可能。「だれでもできる役割ではないと思っている。そこを任せてもらえるならやる覚悟はある」と胸を張る。

 新庄監督は就任以来、選手に複数ポジションの習得を求めてきた。郡司は本職の捕手、一塁、左翼に加えて今季から三塁にも挑戦。野村も昨季は一、三塁、左翼でプレーした。「勝つために誰がどこのポジションに行くかということしか考えてない。ピッチャーも野手も」と言う。もちろん、本職以外のポジションに就く負担も小さくない。レベルに応じて、査定という形で評価して、その存在価値に報いる思いだ。

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