侍ジャパンは６、７日に欧州代表戦（京セラ）を行う。

　阪神・中野拓夢内野手（２７）が５日、源田と二遊間を組むことを熱望し、“熱盛プレー”を見せると意気込んだ。昨年３月、世界一に輝いたＷＢＣでは正遊撃手の源田が骨折し、緊急出場も経験。ただ、二遊間を組むことはなかった。

　それだけに「もちろん守ってみたい気持ちもありますし」と中野。「組めれば、いいダブルプレーを見せられればいいかなと思います」と力を込めた。この日は一緒の班で練習しキャッチボールも行った。ノックを受ける際には源田が「柔らかく、柔らかく」と言いながら練習していたといい、「自分も柔らかくやろうという意識で」と先輩に続いた。

　「なかなかまねできる守備ではないですけど。少しでも技術を吸収して帰れれば」と名手の極意を学びながら、“たまらん”プレーで観客を沸かせる。