ヤクルト山田“西川効果”2安打2打点 同学年の新加入で最強2番打者誕生の可能性

 「オープン戦、中日3-6ヤクルト」(2日、バンテリンドーム)

 同級生との相乗効果で、ヤクルト・山田哲人内野手(31)が完全復活を期す。この日は2番に入り、2安打2打点と光った存在感。「僕自身も去年、おととしと成績が出ていない。調整というよりも技術向上というか、しっかり結果を残せるように必死にオープン戦ですけど取り組みたい」。貪欲さが言葉に伝った。

 初回。145キロの高め直球を振り抜き、左翼フェンス上部直撃の二塁打で出塁。先制点の起点を作ると、五回には2点適時打を記録。「バットも振れている」と手応えは十分だった。

 今季から同学年の西川が新加入。初めて試合で1、2番コンビを組み、西川も1安打1盗塁と結果を出した。キャンプ中には食事を共にし、山田は「そうやって(1、2番で)打順を組めたらいいねという話もしました」と明かした。

 高津監督は「長打力のある2番バッターは相手にとっても嫌でしょ」としつつ、「またちょっと違った形もやってみたい」とそれぞれにとって最良の居場所を、継続して探っていく方針を示した。山田が最も輝ける場所へ。覇権奪還への道を照らす光となる。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス